試験の採点について~テストセンター方式~

採点結果は、いつ頃もらえますか。

原則として、受験可能期間が終了した試験について、ある週の月曜日からその翌週の日曜日(当該日曜日の翌日が休日である場合にはその日)までに受験可能期間の末日を迎えたものをまとめて、当該日曜日の翌営業日又は翌々営業日に採点し、配信又は郵送を行います。
テストセンター方式による試験とマークシート方式による試験を併用(採点結果を一体で受領)される場合、採点はテストセンター方式による受験可能期間の末日とマークシート方式による試験の日のいずれか遅い方の日に合わせて行います。

職務能力試験<BEST-A>の結果に表示されるIRTスコアとはどのような得点なので しょうか。

IRTスコアとは、項目反応理論(Item Response Theory:IRT)と呼ばれる統計的テスト理論に基づいたスコアです。IRTを用いた既存の大規模試験の例としては、TOEFL、PISA、日本語能力試験、ITパスポート試験、さらに医療系大学間共用試験などが挙げられます。
IRTに基づいた共通の尺度(ものさし)で算出したスコアですので、ご利用いただいた問題集と同年度内の異なる試験日に異なる問題集を受験した者どうしでも能力比較ができます。
共通の尺度(ものさし)は、受験者の能力が受験者集団の中で見てどの程度の高さであるかが分かるように設定しています。全国の受験者の平均的な能力が50で表示されます。

職務能力試験<BEST-A>の結果に表示されるIRTの仕組みと特徴とはどのようなものでしょうか。

IRTによる試験では、解答データに基づいて試験問題それぞれの統計的性質を計算します。IRTスコアは、1題1点ではなく、それぞれの受験者が正解できた試験問題の統計的性質に応じて決まります。
したがって、正解できた題数が同じ(素点や得点が同じ)受験者どうしであっても、正解できた問題が同じでなければ、IRTスコアは異なる場合があります。逆に、正解できた題数や正解できた問題が異なる受験者どうしであっても、IRTスコアは同じになる場合があります。
IRTに基づいて計算される各試験問題の統計的性質は、問題集ごとではなく、過去に実施された個別試験の受験者の解答データ全体を用いて計算しますので、全て同じ尺度上にある指標であると言えます。これにより、IRTスコアは、異なる問題集を受験した受験者どうしであっても比較できるようになっています。